皆さんは、最近流行りのポータブル電源に、興味はありますか?
短期間での大容量化に驚き、価格も下がりつつある現状で、災害用やアウトドア・キャンプ用などの用途で、そろそろ購入を考えおられる方も多いと思います。
キャンプやアウトドア系、自動車整備系などのユーチューバーさんも企業案件で紹介される場面も多くなりましたね。
実は、私もその動画に触発される形で、700Wh・1000Wh・2000Whと、次々に購入してしまった、愚か者の嘆きです(笑)
蓄電容量が増大する度に、使える家電が増え、最近は、家庭用の小型エアコン迄、簡単に作動する様になりましたね。
コンセントの無いアウトドアの空間でも、この大容量ポータブル電源があれば、快適な空間になる事は容易に想像できますね。
ここで一つ質問です。
2000Whクラスの大容量ポータブル電源をフル充電で、250Wの小型ヒーターを使った場合に、実質何時間位使えると思いますか?
250W×8時間で2000Whだから8時間とお答えの皆さん、正解・・・・ではありません。
多分、7時間も持続しません。
どうして???
ポータブル電源の蓄電池は、直流12Vでリン酸鉄リチュームバッテリーに蓄電しており、家庭用の交流100Vの機器を使用する際には、インバーターという機器で、直流を交流に変換して使う必要が有り、そのインバーター自身が消費する電力や内部の抵抗など様々な部分で自己消費し、実際に使える量は、80~85%程度だそうです。
もう一つ、ショッキングな事例をお話します。
これは、最近購入した2000Whクラスのポータブル電源で、3000wクラスの家電にも使えるという代物です(メーカー名は伏せて置きます)。
私の推測ですが、大電流の使用に耐える製品は、インバーターも強力な物を使っている為に、何も使っていなくてもAC電源が使える状態で放置すると、勝手に電力を消費し、バッテリー残量がみるみる減ってきます。
このメーカーからの回答では、時間当たり30~50Wインバーター等の機器でAC電源の出力に備え準備しているとの事でしたので、24時間AC電源を切り忘れると、約1000Wh以上消費し、残量が50%以下になるという驚きの結果になります。
冬季の車中泊など、夜間は電気毛布を使う目的で購入をお考えの方も多いと思います。
電気毛布の電気使用量は、おおむね50Wh程度だそうです。
この50Wh消費する電気毛布を、夜8時から翌朝6時の間の10時間使用した場合、どの位バッテリー残量が残るか想像した事は御座いますか?
50Whの10時間だから、単純に500Whで、2000Whの大容量であれば、75%程度と単純にお考えの貴方・・・もう少し勉強してからの購入が必要と判断いたします。
多分、翌朝の残量は、50%以下になっていると思います。
これが、企業案件で紹介して尚且つ、割引の案内をしている、有名ユーチューバーの皆さんの実情です。
結局、電気の知識が薄いのに企業案件という事で、企業の言われるがままに紹介動画を上げています。
これでは、現在斜陽産業となった、民放テレビ局と同じです、今後のユーチューブを同じ轍を踏まない様に適切に配信する為に、ユーチューバーも皆さんも少し自重して欲しいですね。